周囲の人から時々そう尋ねられます。
そんな時私は、こんな話を紹介する事にしています。
16世紀 世界最初のジュエリーデザイナーで宝石細工職人 ベンベヌート・チェリーニの記述に因ると・・・
ルビー 800スクード
ダイヤモンド 100スクード
エメラルド 400スクード
サファイア 50スクード
ダイヤモンドの研磨技術がまだ確立されていず、加工しにくかったのでこの評価なのでしょう。
また、このサファイアもラピスラズリを指すともいわれています。
チェリーニ作塩胡椒入れ<サリエラ>が表紙の本
今、ジュエリー店でダイヤモンドを置いてないお店はありません。
なので、決して希少性が高い宝石とは言い難いですね。
それでも高価なのは、DTC(旧デ・ビアス)の遠大かつ周到な戦略です。
鉱山の買い占め、原石の採掘。
原石購入の権利を持つサイトホルダーへの供給。
供給過多なら採掘を止める など、その流通をコントロールしています。
一方、供給もする代わりに需要を生むためのプロモーションもしてくれます。
バブル経済期には「ダイヤモンドは給料の3ヶ月分」のキャンペーンが定着していました。
とは言え、地下150km以下の5万気圧1,300℃という過酷な環境でダイヤモンドは生成されます。
なぜそんな深い所の物を、今我々が目にする事ができるのか?
深部キンバーライトマグマに捕獲され上昇するのです。
しかもそのスピードたるや、音速を超えるんだそう・・・⤴
これまた凄い秘密だと思います。
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