2012年09月17日

谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」

最近読んで非常に面白かったのが、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」です。
2012_0914_171946-DSC08735.JPG
端的に言えば、西洋と東洋の文化比較論です。

西洋で重宝がられるガラス食器に対して東洋、日本で重宝がられる陶器漆器。
宝石にも言及していて、西洋のダイヤモンド、ルビー、サファイアに対して東洋の翡翠。

”影”を超克しようとした西洋に対して、東洋、特に日本は”影”を受容し美しく見える工夫をしてきた・・・。
さすがに大作家の卓見だと思います。

以前違う本で読んだのですが、西洋のデザインは左右対称 シンメトリーが多いそう。
その点、日本人は非対称を受容します。
典型的なのは”生け花”や”違い棚”など・・・。

それが自然だとDNAに組み込まれているのかも知れません。
posted by ジーロンド at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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