1945年11月のある日 友人の宝石商からスピネルの入ったパーセル(包み)を借り受けました。
単屈折(どの角度も同じ屈折率)の宝石 スピネルのデータを取った中で、ひとつだけ奇妙なルースを見つけます。
このルースは、屈折率は 1.72から1.77の複屈折、比重は 3.61。
屈折計や比重を調べても、スピネルとほぼ同じで 困り果てます。
(スピネル 屈折率 1.71-1.73、比重 3.60)
結局、ロンドンの英国宝石学協会 教育部長だったB.W.アンダーソン博士の元へ送り届けます。
B.W.アンダーソン著「Gem Testing」
やがて、それがまったく未知の宝石と判明。
発見者の名から、ターフェアイトと名づけられます。
1970年代までは、イギリスとアメリカで2ピースずつ所有。
世界中でたったの4ピースしか確認されていませんでした。
「世界一珍しい宝石」としてギネスブックにも掲載。
別名「ギネスストーン」とも呼ばれるようになります。
わたし自身がゲットしたのは、もう20年前のこと。
憧れの宝石を手に入れたテンションと感動は 今もって鮮烈な思い出。
ドーパミン出まくり

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