2019年11月20日

奇跡って・・・ある

  
「今日は、自分が宇宙で生きていると真に感じた初めての日だ。

        
 私は、宇宙で生き、宇宙で働く人間になった。」


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立花 隆編「宇宙からの帰還」


イラン・ラモーンは、ユダヤ国家イスラエル初の宇宙飛行士。

彼が、宇宙滞在中に書いた日記の言葉です。

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スペースシャトルに乗ることになった彼。

それ以来、自分の部屋にこもりがちになり 家族も不審に思ったそうです。

憑(つ)かれたようにユダヤの歴史や文化の勉強に励みます。



そしてついに初めての宇宙へ飛び立ちます。

スペースシャトル船内から見る地球は、感動の絶景!

もちろん国境や宗教の違いなんて、存在しません。

ユダヤ人であることへのこだわりは、消え失せます。

最後に 地球との交信でリクエストした音楽は ジョン・レノン「イマジン」でした。




それから数時間後 彼の乗ったスペースシャトル コロンビア号は、帰還途中に爆発。

搭乗員7名は、彼を含めて全員死亡。


コロンビア号の残骸からは、なんとイラン・ラモーンの日記が見つかります。

焼け残っていたのです。

はじめに紹介した彼の言葉は、37ページの日記 最後の言葉。

奇跡って・・・あるんですね。


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2019年06月10日

ブンボウセイガン って何?

「珠玉」は、作家 開高 健の最後の小説集だそうです。


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三部作の一作「手のなかの海」。

アクアマリンのルースを集めている老紳士の、こんなセリフがあります。


「・・・昔の中国の文人は硯や、筆や、紙に凝ってひとりで書斎でたのしんでました。

ブンボウセイガンといいますが、ブンボウは文のボウ、ボウは房ですね。

セイガンのセイは清らか。ガンはもてあそぶの玩。文房清玩です。

それが私の場合は硯でもなく、筆でもなく、この石になったというわけです。(原文ママ)」


宝石ルースコレクターなら共感できるセリフだと思いませんか?


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イギリスの怪奇小説 オスカー・ワイルド「ドリアン・グレイの肖像」。

この作品にも、アレキサンドライトを「セイガン」するシーンが登場します。

ご興味のある方は、ぜひ読んでみてください♪


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2016年12月05日

12月の誕生石はルビーだった!!

すでに何人かのお客様が見に来られています。

ひと月前に紹介したクンツ博士の著作。

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献辞は、友人でもあった大富豪のこの人物です。

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内容も、実に面白いです。

1912年8月 アメリカのカンサス・シティで、米国宝石商組合の会合がありました。

その席で、今 普及している誕生石が承認されました。

それ以前は、7月の誕生石がトルコ石、12月の誕生石がルビーだったそうです

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ちょっと強引な改変に、クンツ博士も批判的です。

この本は、いつでもお店に常備してます。
どうぞ、あなたも見にいらして下さいね


「見たことのない宝石がいっぱい!」


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2015年02月05日

「こだまでせうか」金子みすゞ

朝 ウォーキングをしていると、日々 春めいて来ているのがよ〜くわかります。

朝陽の位置と高度が、一月半ほど前 冬至の頃と全く違ってるのに驚かされる事があります。

自然って偉大だあ!!

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新潮文庫「教科書で出合った名詩 100」なる本を買ってみました📖

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最初の詩が、金子みすゞ「こだまでせうか」。

あのテレビCMで有名になりました。

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いい詩ですね。


あの大震災から来月で4年なんですね。




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2012年09月17日

谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」

最近読んで非常に面白かったのが、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」です。
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端的に言えば、西洋と東洋の文化比較論です。

西洋で重宝がられるガラス食器に対して東洋、日本で重宝がられる陶器漆器。
宝石にも言及していて、西洋のダイヤモンド、ルビー、サファイアに対して東洋の翡翠。

”影”を超克しようとした西洋に対して、東洋、特に日本は”影”を受容し美しく見える工夫をしてきた・・・。
さすがに大作家の卓見だと思います。

以前違う本で読んだのですが、西洋のデザインは左右対称 シンメトリーが多いそう。
その点、日本人は非対称を受容します。
典型的なのは”生け花”や”違い棚”など・・・。

それが自然だとDNAに組み込まれているのかも知れません。
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2011年12月27日

アラン「幸福論」

本年もいよいよ最終週に入りました。
今年も何冊か、印象深い本との出会いがありました。
ある方から薦められて読みだしたこの本も、特に印象深いものでした。
 
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岩波文庫を購入するのは久しぶり(岩波書店関係者さん、ゴメンナサイ)。
確か、オウィディウス変身物語」以来かも・・・。
幸福論」という難しそうなタイトルですが、内容はずっと平易でした。
心に残った言葉をいくつか紹介しましょう。
   
「仕事のとほうもなさと人間の弱さを考えたなら、人は何もできない。したがって、まず行動し、自分のやる事だけを考えるべきだ。」
 
「しあわせだから笑っているのではない。むしろぼくは、笑うからしあわせなのだ、と言いたい。」
  
「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意思によるものである。」
  
「幸福になろうと欲しなければ、絶対に幸福になれない。幸福になることはまた、他人に対する義務でもあるのだ。」
 
生涯を高校教師として過ごした人物です。
ユーモアもあったようで、生徒の間でも人気があったとか。
近所のソルボンヌ大学からも学生が受講しに来たんだそうです。
そんな人気教師ならではの言葉も紹介しておきましょう。
  
「雲雀(ひばり)は焼き鳥になっては落ちてはこない。」
 
来るべき一年を、もっともっと素晴らしい一年にできる力は、きっと我々一人一人が持ってるんですね手(チョキ)


「ダイヤモンドを超える感動をあなたに」

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