この中央部に「世界一有名なルビー」がセットされています。
呼び名は、「Black Prince's Ruby(黒太子のルビー)」。
「黒太子」と呼ばれた英国 エドワード皇太子(1330〜1376)が、スペイン カスティリャ王国のドン・ペドロ王から贈られたもの。
1415年 アザンクールの戦場では、絶体絶命の英国王ヘンリー5世を救ったと伝わる宝石です。
ところがこの宝石 実は、ルビーではなくスピネルだそうです

美しい色も産地もかぶるこの二種の宝石は、全く混同されてたんです。
スピネルはルビーとは違う鉱物だ!と指摘したのは、フランスの学者 ロメ・ド・リール。
フランス革命前の1783年のことでした。
でもむしろ、希少性は(レッド)スピネルの方が上だとされています。
マックス・バウアー(1844〜1917)は、名著「Edelsteinkunde(Precious Stones)」を書いたドイツの鉱物学者。
その著書の中で、宝石の価値基準を5段階に区別。
最上ランクの宝石に、ダイヤモンド、ルビー、サファイアと並んでスピネルを挙げています。
硬度もあって、エンハンスメントなしでも美しいスピネル。
当店でも人気の宝石です

地下鉄なんば駅から徒歩3分 アクセス
ご予約・お問い合わせは、06-6213-7018
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