宝石この愛すべき大地からの贈り物　大阪　ジーロンド

2025年10月15日

「愛」がダイヤモンドに勝利した話

ダイヤモンドのモース硬度は地球上でもっとも硬い１０。

かつてギリシャ語で「アダマス（征服されざる物）」と呼ばれそれが宝石名ダイヤモンドになりました。

カット研磨はとてもとても難しかったんです。

15世紀後半のベルギーにルイ・ド・ベルケムという腕利き宝石研磨職人がいました。

年頃だったこの若者もある女性に恋をします💓

お相手は勤めている研磨工房の親方の一人娘。

勇気をふるって親方に結婚を許してもらえるよう話しました。

すると親方は「ダイヤモンドを研磨できたら娘を嫁にしてやろう。」という難しい課題を出します。

それからベルケムはカット研磨の方法を寝る間も惜しんで模索する日々・・・。

やがて画期的なダイヤモンドパウダーを使った研磨法を発明します。

「愛」が「ダイヤモンド」に勝利したワケです

アントワープのベルケム像(ヴァン・ベルケン）

飛躍的にその技術を向上させた功績で後世彼はダイヤモンド研磨の父と賞される人物になりました。　

めでたし、めでたし

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2025年10月13日

「とりあえずルースだけ・・・」

ジュエリー上級者のお客様です

すでにお持ちだと思ってましたが意外！

初ベニトアイトだそう

お客様は「とりあえずルースだけ・・・。」

すると一緒にお越しのお友達さんがひとこと

「着けないともったいないじゃない！」

「確かに・・・ルースばっかり増えてなかなかジュエリーにならないわよね（汗）」

というワケで、製作させて頂いた指輪がコチラ

想像してみましょうあなたの指でキラリ☆

誰も見たことのないオンリーワンのジュエリーが誕生です

思い切った自分をいつまでも褒めたくなる

そんなジュエリーをご提供しています

さあ次はあなたの番ですよ

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2025年10月12日

貴金属の価格上昇ってどうなの？

みなさんご承知の通り金プラチナの価格がどんどん上がっています

これってわたしはいいことだと考えています

ミニマムメタルマキシマムジェムというジュエリー用語があります
(Minimum Metal,Maximum Gem)

最小の地金で最大に宝石を見せる　
そんな意味の言葉

いかがです？
ダイヤモンドをセットする六本の爪が極めて小さいでしょ

とっても繊細な仕上がりです

30年も前金がグラム1,000円を切ったことがありました

地金が安いと使い放題
粗悪なフォルムのジュエリーが多かった

粗悪なジュエリー例「宝石 3」P.121より諏訪恭一著世界文化社刊

ぜいたくに地金を使えない分
今のジュエリーの方がぐっと洗練されていますよ

着ける方のセンスが光るジュエリー
ジーロンドで出会ってみませんか？

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2025年10月11日

ピンクダイヤモンド VS パライバトルマリン

1980年代に操業を始めたオーストラリア北部アーガイル鉱山

多くのダイヤモンド原石は褐色のコーヒーシュガー色

その中には美しいピンク色のものも見られました

アフリカやカナダなどほかのダイヤモンド鉱山よりもピンクの出現率が多い

世界で産出したピンクダイヤモンドの90％がアーガイル鉱山産と言われました

ところが5年前 2020年11月アーガイル鉱山は閉山

今そのお値段がどうなってるか想像がつきますよね

舞台は離れて遠く南米ブラジルの一番大西洋に突き出た場所パライバ州

1989年市場デビューココで見つかった新種の宝石がコレ

見たことないようなネオンブルー

最盛期はパライバ州と北隣リオグランデドノルテ州に数か所づつ鉱山がありました

その後各地の鉱山が枯渇のため閉山

今は後者のムルング鉱山が細々と操業してる状態です

似たような歴史を持つ貴重な宝石ふたつ

3年後いえ、貴金属も高騰中　
来年はもう今のお値段ではゲットできなくなってるでしょう

さああなたはどっち？

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2025年10月09日

ルビーの最高峰ピジョンブラッド

７月の誕生石はルビー

ルビーの最高峰をピジョンブラッドと呼ぶそうだニャ～

「鳩の血」って意味だニャ～

ニャンと！コレだっ！

もっと見せて欲しいニャ～！

朝目覚めた時に見たらシャキッと目覚めそうだニャ～

昔から「情熱」「生命力」「疫病よけの霊石」としてリスペクトされてたそうだニャ～

「ジュエリーが呼び覚ます美しさとパワーで関西をそしてこの国を元気にしたい！」

いつも店主はそう言ってるニャ～

ボクも店主と同じ思いだニャ～！

ピジョンブラッドとボクにも会いに来てニャ～！

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2025年10月08日

ダイヤモンド信仰はもう昔話！？

店に常備しているこの本は宝石ネタがいっぱい

1929年大恐慌のあとあの有名な「デ・ビアス」がダイヤモンド価格を維持しようとしたこと

さらには広告代理店N・W・エア社に依頼した
「ダイヤモンドは永遠の愛の証し」の宣伝キャンペーンを始めたこと(1939年のこと)

などなどが書かれています

ところが近年ラボグロウンとの名称で合成ダイヤモンドが大量に生産

デ・ビアスが立ち上げた合成ダイヤモンドのブランドライトボックスも終わったようです
(想定よりずっと安く製造できるようになったからと言われています)

天然合成を合わせると大量のダイヤモンドが市中にあふれているのが現状です

さらには国内大手のダイヤモンド鑑定機関 AGTはこの3月で閉所

ダイヤモンド信仰はもう昔話かも？

そんな気がするのはわたしだけでしょうか？

昭和の時代からカラーストーン推しのわたし